テニスのマナー

テニスは、フランス宮廷の紳士、淑女のスポーツとして生まれ、今現在でも、世界中で愛されているスポーツです。様々なスポーツに存在する「マナー」は、テニスも例外ではありません。そもそも「マナー」とは、相手を思いやり、敵味方として戦う相手に対しても、礼儀を重んじ、競技をスムーズに、かつ安全に行う重要な役割を持っています。

▼セルフジャッジでのマナー
審判が付かない試合では、プレイヤーが自ら審判の役割を務めます。その場合、自分の有利では無く、相手側に有利な判定をすることがテニスのマナーの大前提と言われています。(ボールのイン・アウトなどで、いずれか迷う場合は相手側の有利な判定をするなど)

あくまでも、テニスは紳士、淑女のスポーツという歴史と実績のあるスポーツです。セルフジャッジでの判定で、プレイヤー自身の信頼性や人間性も判断されてしまいます。相手プレイヤーだけではなく、ギャラリーからもしっかりとその姿勢は見られていますので、気をつけましょう。

▼試合中のマナー
・試合中のボールの取扱いにもマナーがあるはずです。自身のサービス(サーブ)の際は、いくつも(3個も4個も)ボールを手元に置いたりせず、2個に限定し、試合中は同じボールでプレイしましょう。

その他、試合への心構えや姿勢など色んなマナーがあるとは言え、他のプレイヤーの試合をできるだけ多く観戦したり、先輩などに助言して頂いたり、プレイの技術向上だけでなく、マナーの向上も心掛けたいものです。